淡水魚と海水魚でのレイアウト・デザインの違い

淡水魚と海水魚

アクアリウムのリースで使われる魚には、大きく分けて淡水魚と海水魚の2種類があります。
基本的に淡水魚は川や湖といったところに生息しているため、
環境の変化に対して適応する力が強いのが特徴となっています。
水中の酸素が足りなくなったら、水面に出て酸素を取り込むといったような工夫を自然に行えるというのがその理由です。

 

一方、海水魚の場合は、広い海で生息することから、現在の環境が悪くなれば、すぐに次の場所へと移動することができます。
酸素が足りなくなれば酸素の多い場所へ、水が汚くなればきれいな水の場所へといった感じで動いていることから、
環境の変化に対しての適応力は比較的弱めであると言えるでしょう。
そのため、アクアリウムでの海水魚の環境づくりには、できるだけ理想的な海に近づけることが求められるのです。

 

淡水魚用のレイアウト

淡水魚淡水魚は、河川や湖に生息していることから、
太陽の光を表現した白と、水の中に棲む水草を表現した緑が主に使われます。
白を表す白色のライトで照らし、水草を多めに配置することで、
淡水魚特有の淡い体色を活かしていきます。

 

そしてよりリアルにするために、
実際の河川で採れた岩や石や流木などを使うこともあるようです。

 

水槽の管理や飼育の面でも、淡水魚は海水魚に比べて易しいため、
初めてアクアリウムを利用する方にも向いています。
魚によっては水槽内のコケを食べてくれたり、
人口の飼料(エサ)を早いうちから食べてくれる傾向があるのも要因でしょう。
淡水魚用の水槽内の水質が安定する目安として、だいたい2週間から1ヶ月と言われています。

 

海水魚用のレイアウト

海水魚海水魚は文字通り海に棲んでいる生き物ですので、
レイアウトも海、特に深海がイメージされたものとなります。

 

そのため基本となる配色はブルーです。
ブルーのライトを使い、海底を表現するためにサンゴや岩が使われることが多く、
南の島のトロピカルな海が表現される傾向があります。

 

海水魚ならではのカラフルな色合いの体色を活かしたデザインは、
イソギンチャクなどと組み合わせることで、
より一層深い幻想的な印象を与えることになります。
中にはクラゲだけを使い、他の海水魚を使わないレイアウトもあるようです。

 

先述したように海水魚は、環境に適応する力が低いため、水質が安定するまでに1ヶ月から2ヶ月の時間を要します。
そして海水魚は水槽内のコケを食べないことや、人口の飼料(エサ)を警戒してすぐには食べないことから、
最初に餌付けをしていく必要があり、淡水魚と比べると飼育の難しさがあります。